データ・ユニオンは、土地の地盤調査および不同沈下・液状化による地盤補強工事のプロフェッショナルです。

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 不同沈下のパターン

 土の上に家を建てると、いくらかは、必ず沈下します。沈むこと自体はたいした問題ではありません。どこも同じように沈んでくれれば、被害はほとんどないのです。
 それが例えば、家の北側と南側とで沈む量が異なる場合、家は傾いてしまいます。沈下量がわずか5~6cmの差で基礎・壁・ドアなどアチコチにトラブルが発生します。これを「不同沈下」と呼びます。
 ここでご紹介するのは、危険のシミュレーションやフィクションではありません。涙声でクレームを訴えられたり、改修費用に大金を投入されたり、または裁判沙汰にまでなった、実際に起きた生々しい記録です。

 1)建物バランスが影響した不同沈下

建物バランスが影響
1-1…荷重が偏つた建物
 硬い地盤の上であれば、何も問題はありません。しかし、軟弱地盤であった場合、一方が二階建て、もう一方が一階建てというような(部分二階)重さの偏った建物はバランスの悪い建物といえます。
 また、建物の中に特に重い物を配置する場合は、あらかじめ、基礎補強しておきましよう。(現実には、ピアノと観賞魚用水槽での沈下事故が増えています。)
1-2…細長い建物
 仮に総二階であっても、建物の短い面と長い面の寸法が1:2以上の比率、例えば7mと15mになったら要注意です。
 細長い建物は、建物荷重の負担が特に真ん中に大きくかかり、基礎や建物がV字型に折れるケースも建物バランスだけで考えるなら、総二階・正方形の建物が理想的なのですが、なかなかそうもいかないものです。地盤対策だけは、しっかり考えておきましょう。
 2)地盤バランスが影響した不同沈下

地盤のバランスが影響
2-1…盛土・切土
 全国で発生している不同沈下で最も多いケースです。
傾斜地では、傾斜したままの状態では建築できないので、高い方を切り、低い方を盛って敷地を平らに造成します。切土した方は硬い地盤が露出し、盛土した方は柔らかい土で覆われるわけですから、この時点で地盤のバランスは決定的に崩れています。
 こういった造成地では擁壁が施されているので、見た目ですぐにわかります。
2-3…瓦礁
 地盤が軟らかいからといって、コンクリート塊(瓦礁)等を使って、表面だけは硬そうにした地盤もあります。
 「硬そうだから」と安心していると、それが大きな落とし穴になっているのです。こうした地盤の場合、雨が降るたびに瓦礁の隙聞を雨水といっしょに土が落ちていき、地表面が凸凹になってしまい、建物に深刻な影響を与えてしまったケースも数多く報告されています。
 3)砂と水が影響した不同沈下

砂と水が影響  砂浜で穴を掘って遊んだ経験はありませんか。いくら深い穴を掘ろうと思っても、下から海水がわいてきて、掘れば掘るほど周りから崩れ、穴は拡がってゆくばかり・・・。
 これと同じように、砂と水の地盤では、基礎や地下室の建築のため穴を掘ったり、水を汲み上げたりすることによって近隣の地盤が崩れ、建物が傾き、賠償問題になってしまう場合もあります。
 また、この砂と水によって構成された地盤は地震に弱く、液状化現象を起こしやすい地盤です。頑丈な基礎、あるいは丈夫な地盤補強の検討が必要です。
 ここで挙げたいくつかの不同沈下の不安は何とか一掃したいものです。「安心して暮らしたい」誰もがそう願うもの。でも、どうすれば…
 人の身体にたとえるなら健康診断が「地盤調査」であり、悪いところを治療するのが「地盤補強工事」です。いくら表面だけを着飾っても病気が治らないのと同じように、地盤も中から直さないと不同沈下は避けられません。
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 不同沈下のパターン

 土の上に家を建てると、いくらかは、必ず沈下します。沈むこと自体はたいした問題ではありません。どこも同じように沈んでくれれば、被害はほとんどないのです。
 それが例えば、家の北側と南側とで沈む量が異なる場合、家は傾いてしまいます。沈下量がわずか5~6cmの差で基礎・壁・ドアなどアチコチにトラブルが発生します。これを「不同沈下」と呼びます。
 ここでご紹介するのは、危険のシミュレーションやフィクションではありません。涙声でクレームを訴えられたり、改修費用に大金を投入されたり、または裁判沙汰にまでなった、実際に起きた生々しい記録です。

 1)建物バランスが影響した不同沈下

建物バランスが影響
1-1…荷重が偏つた建物
 硬い地盤の上であれば、何も問題はありません。しかし、軟弱地盤であった場合、一方が二階建て、もう一方が一階建てというような(部分二階)重さの偏った建物はバランスの悪い建物といえます。
 また、建物の中に特に重い物を配置する場合は、あらかじめ、基礎補強しておきましよう。(現実には、ピアノと観賞魚用水槽での沈下事故が増えています。)
1-2…細長い建物
 仮に総二階であっても、建物の短い面と長い面の寸法が1:2以上の比率、例えば7mと15mになったら要注意です。
 細長い建物は、建物荷重の負担が特に真ん中に大きくかかり、基礎や建物がV字型に折れるケースも建物バランスだけで考えるなら、総二階・正方形の建物が理想的なのですが、なかなかそうもいかないものです。地盤対策だけは、しっかり考えておきましょう。
 2)地盤バランスが影響した不同沈下

地盤のバランスが影響
2-1…盛土・切土
 全国で発生している不同沈下で最も多いケースです。
傾斜地では、傾斜したままの状態では建築できないので、高い方を切り、低い方を盛って敷地を平らに造成します。切土した方は硬い地盤が露出し、盛土した方は柔らかい土で覆われるわけですから、この時点で地盤のバランスは決定的に崩れています。
 こういった造成地では擁壁が施されているので、見た目ですぐにわかります。
2-3…瓦礁
 地盤が軟らかいからといって、コンクリート塊(瓦礁)等を使って、表面だけは硬そうにした地盤もあります。
 「硬そうだから」と安心していると、それが大きな落とし穴になっているのです。こうした地盤の場合、雨が降るたびに瓦礁の隙聞を雨水といっしょに土が落ちていき、地表面が凸凹になってしまい、建物に深刻な影響を与えてしまったケースも数多く報告されています。
 3)砂と水が影響した不同沈下

砂と水が影響
 砂浜で穴を掘って遊んだ経験はありませんか。いくら深い穴を掘ろうと思っても、下から海水がわいてきて、掘れば掘るほど周りから崩れ、穴は拡がってゆくばかり・・・。
 これと同じように、砂と水の地盤では、基礎や地下室の建築のため穴を掘ったり、水を汲み上げたりすることによって近隣の地盤が崩れ、建物が傾き、賠償問題になってしまう場合もあります。
 また、この砂と水によって構成された地盤は地震に弱く、液状化現象を起こしやすい地盤です。頑丈な基礎、あるいは丈夫な地盤補強の検討が必要です。
 ここで挙げたいくつかの不同沈下の不安は何とか一掃したいものです。「安心して暮らしたい」誰もがそう願うもの。でも、どうすれば…
 人の身体にたとえるなら健康診断が「地盤調査」であり、悪いところを治療するのが「地盤補強工事」です。いくら表面だけを着飾っても病気が治らないのと同じように、地盤も中から直さないと不同沈下は避けられません。
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