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「地盤」特にここでは一般の住宅を建てる「宅地地盤」についてお話します。「土地」という定義は普通、平面的に宅地を見ることを言い、公式に表現するには登記簿や公図に平面として扱われます。しかし「土地」=「地盤」で有りながらさらに重要で平面で扱えないのは以下の要素によります。
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1. | 水平方向 地形、敷地形状、隣地状況など |
2. | 垂直方向 土質、支持地盤の深度、水位など |
3. | 時間軸上 経年変化、残留沈下、地下水位変化、隣地の変化 |
4. | 建物依存 建物形状、基礎形状、盛り土などの人為的に加える影響 |
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極端な話、もし建物の下に“空洞”があったら・・・ということです、表面上平坦に見えても必ずしも地中も同じ状況であるとは限りません、50年前は川だったかもしれません。また10年~50年先、建物の形状や重量に「地盤」が耐えるか?ということが重要なのです。
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図は地盤の垂直方向の状態を表現したもので、地盤断面図といいます。これにより目に見えない地盤の深度ごとの土質や強度支持地盤深度などをうかがい知ることができます。
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